備忘録①<人工知能とは>

はじめまして。kenと申します。ZEALSで働いている東大生です。私自身は電子工作やプログラミングが好きで日々それらの研究もしています。ZEALSではプロダクトに人工知能を取り入れようとしていて、その取り組みを紹介していきたいと思います。

ZEALSについて

  チャットボットのフレームワークを作っている会社です。

人工知能とは?

 人工知能は、機械に人間の脳と同じようなことをしてもらう、ということです。

え、具体的にはどういうこと?

 人間は学習に基づいて行動をしています。例えば、「リンゴ」は誰かにそれは「リンゴ」であるということを教えられたためにリンゴだと呼ぶことができますよね。つまり、人間は五感で読み取った情報を「リンゴ」であることを学習し、次にリンゴを見た時もリンゴと判別できるのです。人工知能もそれと同様に、「リンゴ」のときに得た情報を学習すると、次回リンゴがあったときもリンゴと判別ができます。

リンゴがリンゴだってくらい誰にでもわかるよ。

 そうですね。リンゴがリンゴであるかの人工知能を作っても仕方ないでしょう。ではリンゴの品種はどうでしょうか。わかる人は限られてくると思います。それでもリンゴの品種がわかる機械を作っても趣味の域を超えないでしょう・・・果たしてそうでしょうか?

 仮に様々な品種のリンゴを育てていた農家がいたとします。収穫するときに品種を混ぜてしまいました。出荷するときには品種をわけて出荷しないといけません。しかし、何千個もあるリンゴを一つ一つ農家の手で分けていくのは大変骨の折れる作業ではないでしょうか。そこでリンゴの品種がわかる機械を導入すれば、初期コストはかかるものの、一つ一つをすべて人の手で仕分けるためのコストがかかりません。

結局何に役立つの?

 本来は人の手でやれば済むものではあるが、数が多いために人の手でやると大変なコストがかかる作業に役立つと思います。産業革命以来、人間の手足の自動化が進み、コストも削減されてきました。今度は人間の思考の自動化を進め、更ならコストの削減をしようとしているのです。

最後に

 記事を読んでくださり、ありがとうございます。次回以降は人工知能の実用的な使用例について書いていきます。